外貨貯金のリスク

外貨貯金は利息が高いことが最大の魅力ですが、外貨貯金といっても色々な種類があります。日本でも「普通貯金」「定期貯金」などがありますが、外貨貯金も同様で「外貨普通貯金」「外貨定期貯金」「外貨貯蓄預金」「特約付外貨定期預金」など様々な種類があります。

例えばソニー銀行やUFJ銀行などの、外貨貯金をやっているところでNZドル等みると、金利5%等でています。やってみようかな?と思った際に考える外貨貯金のリスクはなんでしょうか?

外貨貯金の最初のリスクは、為替リスクでしょうか?

外貨貯金を開始した時の為替レートよりも手に入る金利以上に為替が円高になると、外貨建て元本は増えても、円に戻した時に元本が割れてしまうリスクです。他に信用リスク、流動性リスクと言われる危険もあります。外貨貯金の中でも「外貨普通貯金」と呼ばれる、所謂普通貯金は、日本の普通貯金と同様に、自由なお金の出し入れが可能な為、外貨貯金のカテゴリではリスクの小さい商品だということがいえます。又、外貨貯金の「外貨定期貯金」は、1ヶ月、1年というふうにあらかじめ期間を決めて預け入れる「期間指定」と、決まった期間の中で満期日を自由に決定できる「満期日指定」などがあります。

外貨貯金の中でも利息にメリットがありますが、外貨定期貯金は、原則中途解約が不可の為、ベストな時期に換金できないケースがあります。 つまり外貨定期貯金は、外貨普通貯金に比べてリスクも高くなります。初心者が外貨貯金を始めたいという場合、外貨普通貯金から初め、預け入れる金額も極力少ないものから初めて、外貨貯金の仕組みを良く知ることが大切でしょう。外貨貯金は最低預け入れ額が1000円からという銀行もありますから、まずは銀行へ行って外貨貯金の知識、つまり外貨貯金の仕組みやメリット、デメリットを知る必要がありますね。