外貨貯金とは

外貨を貯金している人も多くなってきましたね。外貨貯金を一言で言うと、ドルやユーロ、ポンドなど海外の通貨を貯金することです。外貨貯金の知識がある方は外貨貯金のメリット・デメリットを理解されていると思いますが、外貨貯金が注目されるポイントは、日本の銀行の金利が低いという事です。日本で1年間の定期預金をしたとしても0.25%程度の金利しかつきませんが、外貨貯金に目を向けてみると20%位の金利を表示する国もあり、外貨貯金人気が高まるのも理解できます。外貨貯金は、金利だけを見ればとても魅力的な商品ですが、為替の変動によっては元本割れする恐れがあるなどデメリットもあります。

基本的に外貨貯金は、「ハイリスク・ローリターン」であるということを認識した上で、外貨貯金の仕組みなどをしっかりと勉強してから始めるべきです。現在の日本は非常に金利が低いので、外貨貯金は有利であるといえますが、キャンペーンなどおいしい話にだけ目を奪われることなく、リスクについても念頭においておくことが必要です。海外の定期貯金は、年利5%などと、景気の良い話を聞きます。そして、銀行も外貨貯金を大々的に宣伝して儲かるような気がします。しかし、普通に考えて、おかしくないでしょうか?日本の金利が1%未満。ということは、信用力のある会社が銀行から超低金利・超大口融資をしてもらって、海外で定期預金をしまくれば理論上は儲かりそうな気がします。


本当に儲かるならお金を持っている所や、信用力のある会社が莫大な投資をしているはずです。外貨は儲かると宣伝しているのに、実際はそうでもないのでしょうか?

外貨預金がお得なのか?

という問いに関しては、為替変動がある以上、「日本円ベースで考えた場合、」得か損かは為替次第としかいえません。外貨貯金には、それぞれの考え方があるとは思いますが、外貨貯金をはリスク回避の為のメリットは確定です。外貨貯金と聞くと、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといったドル市場ですが、こうした国々は金利が非常に高いことから外貨貯金をしている人に好まれています。ただ、日本の低金利もいつまで続くのかは分かりませんし、日本の預貯金におけるメリットなどもありますから、簡単に金利のことだけで外貨貯金に大金を預けてしまうのは危険が伴います。とは言えマレーシアやカナダドルの外貨貯金は人気が高いですね。

外貨貯金のリスク

外貨貯金は日本の銀行と比較すると非常に高い金利だということが1番のメリットです。ただ、外貨貯金を始める前に外貨貯金のデメリットや注意点も念頭に入れておく必要があるでしょう。外貨貯金というのは日本の定期預金とは異なり、為替の変動によっては元金割れもするリスクがある商品ですから、絶対に損はしたくないと思う人は外貨貯金はしないほうがいいでしょう。

外貨貯金を運用する際の注意点としては、外貨を購入するときも円に両替するときもどちらにも為替手数料というものがかかることです。手数料がバカ高くて、例えば、円安にトレンドが変わったときなど、素早く売り買いが出来ません。

例えばFXは手数料が、外貨預金の10分の1以下であり、自動的に売り買いが設定できます。この為替手数料は、購入する際に1ドルに対して1円、円に両替するときも1ドルに対して1円の手数料がかかるのが一般的ですが、為替手数料は外貨貯金を扱っている銀行によってまちまちですので、初めに確認しておくことが大切です。

為替レートを見て利益が出たからといって解約しようとした際に、この為替手数料が大きいために元金割れするリスクというものもあるわけです。又、外貨定期貯金は原則中途解約が出来ないことも注意する点です。やはり外貨貯金は焦る作業を許容しませんね。

外貨貯金は制度的にも少々厳しいところがあります。外貨貯金は日本の預貯金と違い、ペイオフの対象に外貨貯金は入っていません。外貨貯金と日本の銀行で預貯金した場合では、日本の銀行は破綻時に元本1000万円と利息が保護されています。外貨貯金では、取り扱っている銀行が破綻した際には何の保証もないというリスクが存在します。従って外貨貯金を行なうには、余裕資金の中で運用し、1つの外貨だけでなく様々なものを扱いリスク分散をすることが大切です。外貨貯金はメリットもありますが諸刃の剣と覚えておく必要がありますね。
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